引用:潤滑油ケミカルのことならエーゼット

切削油は厚手の鉄板やステンレス製の硬い材料などドリルなどでの穴あけが難しいときなどに切削点や刃先に数滴たらします。

油は材料と刃の摩擦と切屑をすくいあげる摩擦を減らすため、刃の食い付きが良くなります。また切削時の、点で発生する熱を吸収し分散させる効果があるため冷却効果があります。

実際体感として、ラック架台5㎜厚に穴位置変更で新規に12Φぐらいの穴を開けようとする場合、ノンオイル(健康的な感じはする)だと、焼き付かないよう数回に分けて少しずつ1~2分の所要時間。オイル使用なら5秒!は言い過ぎとしてもそんな感じです。

素人施工あるあるなのが、こういった難切削物に対して油を使わずドリルを高速で回し続けてしまうミス。ドリルは焼けてなまくらになって切れなくなり、材料の方は塗装が焦げたりステンレスなら変色したりします。

ボトルタイプとスプレータイプ。各種ありますので、使用量・使いやすさを考慮して用意すればいいと思います。